引き継ぐという選択
今あるものを活かしながら、次の世代へつなぐ。
家や土地を引き継ぐということは、単に所有者を変えることだけではありません。
今ある家や土地を、これからどう使っていくのか。
誰が管理していくのか。
これからどのように暮らしていくのか。
そして、次の世代へどのような形でつないでいくのか。
今あるものを大切にしながら、これからの暮らしやご家族のことまで考えていくことも「引き継ぐ」の大切な意味だと考えています。
私たちは、一人ひとりの想いや歩みを伺いながら、今ある家や土地、暮らしをこれからへつなぐ方法をともに考えます。
「引き継ぐ」は、結論を急ぐための分類ではありません。今ある家や土地の状況と、これからの暮らしを整理するための入口です。
こんなことで悩んでいませんか。
- 今の家をできれば残していきたい
- 実家をすぐに売却するつもりはない
- 親から引き継いだ家や土地をどうしていくか考えたい
- 空き家を今後どう管理していけばよいか分からない
- 今の家を持ちながら、別の地域でも暮らしてみたい
- 借地や借家について、これからのことを整理したい
- 家や土地だけでなく、これからの暮らしやお金についても考えておきたい
- 子どもたちの世代に、できるだけ良い形でつないでいきたい
まだ「誰に」「いつ」「どのように」引き継ぐかが決まっていなくても構いません。
まずは、今あるものと、これからどうしていきたいのかを整理するところから始めます。
引き継ぐにも、いくつかの方法があります。
家や土地をそのまま所有し続けることだけが「引き継ぐ」ではありません。
これからの暮らし方、家や土地の使い方、管理の方法、お金のことなどを考えながら、未来へつないでいく方法があります。
私たちは、大きく次の4つの視点から考えていきます。
01 2拠点居住
今ある家を活かしながら、新しい暮らし方へ。
一つの場所だけに暮らしを限定せず、二つの地域に生活の拠点を持つという選択があります。
今ある家をすぐに手放すのではなく、その家を残しながら、新しい地域での暮らしを始める。
仕事や家族、趣味、将来の暮らし方などに合わせて、家との関わり方を変えていく方法の一つです。
今ある家を活かしながら、これからの暮らしに合った形を考えます。
02 借地・借家の相談・サポート
これまでの関係を整理し、これからを考える。
借地や借家は、長い年月にわたって契約や関係が続いていることがあります。
契約を更新するのか。条件について考える必要があるのか。これからも同じ形を続けていくのか。将来に向けて整理しておくことはないのか。
貸す側・借りる側とあらかじめ対象を限定するのではなく、借地や借家に関する状況やこれまでの経緯を整理し、これからについてともに考えます。
必要に応じて、専門家とも連携しながら具体的な方法へつなげていきます。
03 空き家管理
今すぐ結論を出さなくても、家を守っていく。
空き家になったからといって、すぐに売却や活用を決められるとは限りません。
家族でこれからについて考える時間が必要なこともあります。将来、自分や家族が使う可能性があることもあります。
その間も、建物や敷地の状態を確認し、必要な管理を続けていくことが大切です。
今すぐ結論を出さず、将来の選択肢を残しながら家を維持していく。空き家管理も、家を未来へつなぐための一つの方法です。
04 ファイナンシャル・プランニング(FP)
家や土地と一緒に、これからの暮らしを考える。
家や土地のことを考えるとき、お金のことを切り離して考えることはできません。
これからどこで暮らすのか。今の家を維持していけるのか。住み替えるとしたら、どのくらいの資金が必要なのか。これからの生活にどのくらいのお金が必要になるのか。
家や土地だけを見るのではなく、これからの暮らしや家計も含めて考えることで、選べる方法が変わることがあります。
ファイナンシャル・プランニングを通して、これからの暮らしと家や土地の未来を一緒に考えます。
引き継ぐことは、「そのまま残す」ことではありません。
家や土地を次の世代へ引き継ぐというと、「今あるものをそのまま子どもへ残す」というイメージを持つかもしれません。
しかし、本当に大切なのは、所有そのものを引き継ぐことではなく、次の世代が、その家や土地とどう関わっていけるのかまで考えることだと考えています。
管理が難しい家をそのまま残すことが、本当に良いのか。今のうちに修理しておいた方が良いのか。別の形で活かした方が良いのか。
「引き継ぐ」ことを考えるからこそ、今しておくことや、これからの家や土地との関わり方が見えてきます。
活かしながら、引き継ぐ。
空き家を賃貸やロケ地などとして活用しながら、将来について考える。
再生して、引き継ぐ。
必要な修理や改修を行い、これからも使える状態にして次の世代へつなぐ。
引き継がず、手放す。
次の世代に負担を残さないために、自分たちの代で家や土地を整理する。
今あるものから、これからを考える。
家や土地には、そこで過ごしてきた時間や、ご家族それぞれの想いがあります。
だからこそ、残すか、手放すかだけで考えるのではなく、これから、どのような形で未来へつないでいきたいのか。そこから考えることを大切にします。
私たちは、一人ひとりの想いや歩みを伺いながら、今あるものをこれからへつなぐ方法をともに考えます。
ご相談の流れ
すぐに結論を出すのではなく、今の状況から順番に整理します。
1 お話を伺う
現在の状況やお困りのこと、これからについてのお考えを伺います。
2 状況を整理する
家や土地、ご家族などの状況を確認し、考えるべきことを整理します。
3 選択肢を考える
手放す・活かす・再生する・引き継ぐなど、考えられる方法を整理します。
4 これからの方向性を考える
ご本人やご家族の想いも踏まえながら、これからの進め方をともに考えます。
5 具体的な方法へつなげる
方向性が決まったら、必要な手続きや具体的な方法を整理し、その先へ進むためのお手伝いをします。
ほかの可能性も、自然につながっています。
- 手放す
- 活かす
- 再生する
まだ、「引き継ぐ」と決めていなくても構いません。
「この家を子どもに残してよいのだろうか。」
「実家をこれからどうしていけばよいのだろう。」
「今は売らずに残しておきたい。」
「家のことと一緒に、これからの暮らしやお金についても考えたい。」
そんな段階からで構いません。
まずは、今ある家や土地のこと、そしてこれからについてのお考えをお聞かせください。
私たちは、一つひとつ整理しながら、その方とご家族に合った未来へのつなぎ方をともに考えていきます。
