活かすという選択
今あるものに、新しい役割を。
誰も住まなくなった家。
長い間使われていない空き家。
活用方法が見つからない土地。
使われなくなったからといって、すぐに売ったり、壊したりすることだけが選択肢ではありません。
見方や使い方を変えることで、今ある家や土地に新しい役割が生まれることがあります。
私たちは、その家や土地の特徴と、ご本人やご家族のこれからを考えながら、今あるものを活かす方法をともに考えます。
「活かす」は、結論を急ぐための分類ではありません。今ある家や土地の状況と、これからの暮らしを整理するための入口です。
こんなことで悩んでいませんか。
- 実家が空き家になっている
- 売るべきか、残すべきか迷っている
- できれば今の建物を残したい
- 古い家なので、普通に貸せるのか分からない
- 空き家の維持や管理が負担になっている
- 売却以外の方法も知ってから考えたい
- 空き家や土地に何か使い道がないか考えている
- 思い入れのある家なので、すぐに手放すことには迷いがある
まだ具体的な活用方法が決まっていなくても構いません。
まずは、その家や土地にどのような可能性があるのかを考えるところから始めます。
活かすにも、いくつかの方法があります。
活かし方にも、さまざまな可能性があります。
家や土地の状態、場所、これまでの使われ方によって、活かし方は変わります。
私たちは、現在、主に次のような方法をご提案しています。
01 DIY型賃貸借
古さを、新しい可能性に。
古い家を賃貸するために、貸す側がすべてを新しくする。それだけが方法ではありません。
DIY型賃貸借は、借りる方が自分の好みや暮らし方に合わせて改修できる仕組みを取り入れた賃貸方法です。
貸す側にとっては、建物の状態や条件によっては、最初に大きな改修費用をかけずに活用できる可能性があります。
借りる側にとっても、自分らしい住まいをつくれるという魅力があります。
一方で、どこまで改修できるのか、費用を誰が負担するのか、退去するときにどうするのかなど、あらかじめ決めておくべきこともあります。
だからこそ、単に「自由にDIYできる家」とするのではなく、貸す側と借りる側が、それぞれ安心して活用できる形を考えることが大切です。
古いから貸せないと決める前に、その家を活かす一つの方法として可能性を考えます。
02 空き家・空き地のロケ地活用
日常の場所が、作品をつくる場所になる。
古い実家。昔ながらの住宅。長い間使われていない空き家。庭や倉庫、空き地。
一般的な不動産の価値とは違う視点から見ると、その場所にしかない魅力が見えてくることがあります。
例えば、古い間取りや柱、壁、家具、庭の雰囲気、周辺の風景。新しい建物にはない「そのままの姿」が、映画やドラマ、テレビ、広告などの撮影では求められることがあります。
空き家だから価値がないのではなく、「この家だから撮れる」「この場所だから表現できる」という新しい役割が生まれる可能性があります。
すぐに売却したり大きく改修したりする前に、今の姿を活かす方法の一つとして、ロケ地という選択肢を考えます。
活かすことが、ゴールとは限りません。
家や土地を「活かす」と決めたからといって、ずっと同じ方法を続ける必要はありません。
暮らしや家族の状況が変われば、そのときに合った方法へ変えていくこともできます。
まずは活かしてみる。その後に「手放す」「再生する」「引き継ぐ」という選択肢を考えることもできます。
大切なのは、活かすこと自体を目的にするのではなく、その先のこれからにつながる方法を考えることです。
再生して、活かす。
必要な修理や改修を行い、新しい用途で活用する。
活かしながら、引き継ぐ。
すぐには手放さず、活用や管理を続けながら、将来について家族で考える。
一定期間活かしてから、手放す。
今すぐ結論を出さず、活用しながら将来の売却や整理について考える。
活かすことからではなく、これからを考える。
私たちが大切にしているのは、空き家や土地を「何かに使うこと」そのものではありません。
その家や土地を、これからも残したいのか。活かすことで、ご本人やご家族にどのような意味があるのか。費用や管理の負担はどうなるのか。そして、その先をどうしていきたいのか。
一人ひとりの想いや歩みを伺いながら、活かすことがこれからにつながる選択なのかを、ともに考えます。
その結果、手放す方が良い場合もあれば、再生することで可能性が広がる場合、今の状態を維持しながら次の世代へ引き継ぐ場合もあります。
活かすことを目的にするのではなく、その先の未来につながる活かし方を考えます。
ご相談の流れ
すぐに結論を出すのではなく、今の状況から順番に整理します。
1 お話を伺う
現在の状況やお困りのこと、これからについてのお考えを伺います。
2 状況を整理する
家や土地、ご家族などの状況を確認し、考えるべきことを整理します。
3 選択肢を考える
手放す・活かす・再生する・引き継ぐなど、考えられる方法を整理します。
4 これからの方向性を考える
ご本人やご家族の想いも踏まえながら、これからの進め方をともに考えます。
5 具体的な方法へつなげる
方向性が決まったら、必要な手続きや具体的な方法を整理し、その先へ進むためのお手伝いをします。
ほかの可能性も、自然につながっています。
- 手放す
- 再生する
- 引き継ぐ
まだ、活かし方が決まっていなくても構いません。
「売るか、残すか迷っている。」
「古い家だけれど、何か使い道があるだろうか。」
「できれば、この家をもう少し活かしたい。」
「何ができるのかだけでも知りたい。」
そんな段階からで構いません。
まずは、今の家や土地の状況と、これからについてのお考えをお聞かせください。
一つひとつ整理しながら、その家や土地にどのような可能性があるのかをともに考えていきます。
